月に一度の情報共有、三洋金属の月例会とは?

こんにちは、三洋金属広報部です!

三洋金属では、主に昨年から「社内環境をより良くしていくため」の様々な取り組みを行なっています。
以前こちらのブログで1 on 1についてご紹介しましたが、他にも当社では社内コミュニケーション促進のために、月に一回の月例会を開催しています。

普段なかなか話せないことを少人数でじっくり話しあう1 on 1とは対照的に、月例会はみんなで集まって提案や報告を共有し、意見を出しあう場です。
三洋金属の月例会とは具体的にどんなものなのか?過去に実施した月例会の内容を交えてご紹介をさせていただきますね!

月例会の目的は?現場直結の「ホウレンソウ」


月例会の目的は主に2つあります。

1つが、報告と共有。
安全に作業をしていくため、より効率的に進めていくためには、現場のメンバーが得た「気づき」を報告・共有することが大切です。

月例会では、それぞれ現場での作業を通じて「出来事・感じたこと」などをメンバー全体で共有し、知識や情報のアップデートを行います。

もう1つが、課題解決のための意見交換。
課題・テーマに対して個人ではなくメンバー全体で考えることで、それぞれが自分ゴトとして向き合うことができます。

「どうすればもっと会社がよくなるだろう」「こういう方法に変えたら作業がしやすいのではないか」…など、課題を解決するための知恵を全員で出しあって、意見交換を行っています。

三洋金属では、現場からの「ホウレンソウ(報告・連絡・相談)」を社内全体で共有できる環境を作り、全社的に考えていくことを大切にしています。
現場個人やチーム単位で悩みを抱え込むよりも、社内全体で共有し相談しあうことが、課題解決への近道となるのです!

実りある月例会のための「3つのルール」

月例会をスムーズかつ有意義なものにするために、三洋金属の月例会には3つの決まり事を設けています。

月例会の当日までに話すテーマは決めておきます。
「話したいこと・相談したいこと」がある人は、全員で共有しているGoogleスプレッドシートに予め内容を記入しておくのです。

この際に、誰が書く・誰がテーマを決めるといったルールは設けていません。
役職や立場など問わず、メンバーの誰もが話したいテーマについて自由に相談できるように心がけています。
そのため、月例会で話されるアジェンダは毎月内容が大きく異なるのです。

月例会にかける時間は、その月のテーマにもよりますが大体30分ほどに収まるようにします。
ミーティングでは話し手はもちろん、聞き手も集中力を使います。何かしらのテーマに対し議論をすればなおのことです。

時間を長引かせてしまうと集中力が途切れ、本来の目的である「報告・共有」「意見交換」の建設的な場になりにくいので、決めた時間の中でしっかりとメリハリをつけて行うようにするのがポイントです。

月例会では紙の資料を配布するのではなく、ITツールを活用して効率的にミーティングを進行できる体制を意識しています。

そのため、参加している全員が見るのは紙の資料ではなく自身が持つスマホ画面。全員のスマホにアプリを入れており、いつでも資料を画面共有できるようにしています!

書記係も議事録をスマホやiPadなどの電子端末で打ち込むようにしているので、紙にメモを取るよりも情報の確認や共有がスムーズにできます。

リサイクル業界というレガシーな業界の中ではなかなか珍しい、三洋金属ならではの取り組みではないでしょうか…!

いざ月例会の開始!どんなことを話しているの?

月例会は、まず事前に募ったテーマについて順番に話していきます。
対象となるテーマを議題に挙げた人や、該当の現場に詳しい担当者がファシリテーターとなり進行を行います。

それに対して、新しく気づいたことや疑問、改善策を全員で提示していくという流れです。
テーマ自体のジャンルや決め事はないため、これまでの月例会では本当に様々なトークテーマが挙がってきました。

最近のテーマから一例を挙げると、当社ではISO14001認定(※)を取得しているのですが、ISO委員会から報告されていたとある事故について、自社ではどういった取り組みを行うべきかの議論がありました。

※環境を保護し、環境パフォーマンスを向上させるためのマネジメントシステム規格(詳細:https://www.jqa.jp/service_list/management/service/iso14001/)

当社も一部危険物や作業用の機械を取り扱うリサイクル処理業者です。従業員の安全を守るために、事故を回避するための事前対策についての討論は非常に重要なのです。

新しい作業用設備を導入したあとの使用感の報告、使い方についての注意喚起も大切です。
三洋金属では作業の効率化や従業員の負担軽減のために、新しい設備の導入や作業の自動化を日々進めています。事故に繋がる恐れがほんの少しでもあれば共有を行い、安全のために気をつけるべきことの共有や注意喚起は怠れません。

議論が白熱すると、予定していた時間より長引きそうになることもしばしば…。ですがここはきっちりと時間を区切って、トータル時間が予め決めていたリミットを越えないように注意しています!

全てのテーマを話し終えたら総括として、その中で決まった事項の確認を行い、次の1ヶ月のToDoを決めて月例会は終了です。

毎日の中で気づいた些細なことから重要な報告まで、部署やチームを越えてみんなで共有しあうことで、三洋金属の結束力が高まっています!

もっと働きやすく、もっと安全に。

月例会は、それぞれが普段どんな仕事をしてどういった悩みを抱えているのかを直接報告できる場です。

例えば現場で仕事をしている人たちとバックオフィスで働いている人たちでは、日頃のお互いの業務の中身までは分からないこともあります。

業務報告自体はメール1通で済ませることもできますが、それだと実際に働く人たちの苦労や努力は伝わりづらいですし、どことなく味気ないですよね。

月例会はそういったお互いの仕事を直接語って理解しあうことができる、絶好の機会なのです。

それに問題点や改善点を上層部だけが会議するのではなく、社員一丸となって話し合って決めることで、たくさんの意見が出てより良い対策につながります。

従業員のために、もっと働きやすく、もっと安全に、もっと楽しい職場環境を作るために。
社員一同で全力で考えるべく、これからも三洋金属は定例会に力を入れていきたいと思っています!

まだまだ進化を続けるリサイクル会社三洋金属に、これからもぜひ注目してください!