DXで実現する効率化と品質向上:三洋金属の取り組み

こんにちは、三洋金属広報部です。私たちは創業65年、非鉄金属を中心としたリサイクル事業に取り組み、地域社会とともに持続可能な未来づくりを目指してきました。この度、さらに一歩先を行く企業へと進化すべく、DX(デジタルトランスフォーメーション)戦略を策定いたしました。
この記事では、私たちのDXへの取り組みとその想いを皆さまにお伝えします。ぜひ最後までお読みいただければ幸いです。

1.経営ビジョン

『堅実に、柔軟に、調和の取れた未来を実現する』
三洋金属は、リサイクル技術の革新とデジタル活用を基盤に、堅実な事業運営と柔軟な発想で社会の変化に対応し、調和の取れた未来を目指します。私たちは、環境保護への責任を果たしながら、地域社会との連携を深め、信頼されるリサイクル事業を展開します。
また、従業員一人ひとりの成長を支え、働きがいのある職場づくりを通じて、人と技術の力で持続可能な価値を創造します。デジタルトランスフォーメーション(DX)を推進し、業務効率化と品質向上を両立させることで、顧客や地域社会に貢献し続けます。
「堅実に、柔軟に、調和の取れた未来」 とは、環境・地域・従業員が共に輝く未来です。三洋金属は、現場の力とデジタルの力を融合させ、持続可能な社会の実現に向けて歩み続けます。

2.DX戦略

DXの具体的な取り組みとして、下記の内容を推進します。業務効率化と競争力の強化、新たなビジネスチャンスの創出を目指します。

ローコードプラットフォームを活用した自社開発の推進


弊社では従来ローコードプラットフォームを活用したITツールの自社開発を推進してきました。自社にフィットする市販ツールがない場合、BPR(ビジネスプロセス再構築)を実施しながら自社開発を行い、業務のデジタル化を推進します。

ペーパーレス、脱ハンコの推進

社内および取引先との紙文書の電子化とワークフローのデジタル化を進め、生産性向上と環境負荷の軽減を推進します。

経営判断へのデータ活用推進


データ分析基盤を導入し、経営情報の可視化をすることで迅速な経営判断の実行を促進します。

クラウドサービスの積極的活用


バックオフィス業務のクラウドサービス化を推進し、場所や時間に縛られない柔軟な働き方を実現します。あわせて、セキュリティ強化を図り、事業継続性を向上させます。

デジタル人材の育成


デジタルリテラシー向上を目的とした研修プログラムを実施し、DX推進体制を構築します。

2-1.戦略推進体制

DX推進にあたり経営層がリーダーシップを発揮し、推進します。
従業員のデジタルリテラシー向上を目的とした研修プログラムを実施します。(目標:ITパスポート5名取得)
ITベンダーやコンサルタントなどの外部パートナーと連携し推進します。

2-2.DX環境整備

弊社では、クラウドサービスを活用したデジタル基盤を既に導入しております。このデジタル基盤を最大限に活用し、社内および取引先とのデジタル化を一層推進してまいります。情報セキュリティを考慮した上で、紙文書の電子化とワークフローのデジタル化を進めることで、業務プロセスの効率化と迅速化を実現します。

3.トップメッセージ

弊社は創業以来65年にわたり、非鉄金属を中心としたリサイクル・中間処理業務を行い、循環型社会の実現に貢献してきました。「凡事徹底」と「千変万化」を行動規範に掲げ、SDGsという言葉が生まれる前から環境保護や環境負荷低減に徹底的に取り組んでまいりました。これは私たちの使命であり、誇りでもあります。
リサイクル業界を取り巻く環境は、資源価格の変動や廃棄物処理基準の厳格化など、日々目まぐるしく変化しています。私たちは「凡事徹底」の精神で基本業務を推進し、「千変万化」の精神で変化に対応していきます。
DX(デジタルトランスフォーメーション)においても、行動規範を堅持し、積極的に推進することで持続可能な社会の実現に貢献します。
これまでも社内に限らず、取引先も含めて業務のデジタル化を進めてきましたが、今後はより一層のデジタル化を目指します。従業員のデジタルリテラシー向上を図り、顧客満足度や競争力の向上につなげていきます。
これからも地域に根ざした企業として、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。

2024年12月19日
三洋金属株式会社
代表取締役 黒本 明雄

4.終わりに

三洋金属株式会社は、地域社会の一員として、これからも環境保護とデジタル活用に積極的に取り組み、持続可能な社会を実現するため邁進してまいります。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。私たちのDX戦略を通じて生まれる新たな価値が、皆さまにとっても有益なものでありますように。
今後とも三洋金属株式会社をよろしくお願いいたします。