こんにちは、三洋金属広報部です。
三洋金属では、さまざまな研修やワークショップを実施することで、社内の安全対策や意識向上などに役立てています。
今回は、中小企業診断士の主導のもとおこなわれた「なぜなぜ分析」についてご紹介します!
「なぜなぜ分析」ってなになに?
さて、突然「なぜなぜ分析」と言われても、「それは一体なんぞや??」となるかと思います。
「なぜなぜ分析」は、社内でトラブルやインシデントが発生した際の原因究明とそれに対処する方法で、トヨタ自動車がなぜなぜ分析を用いる際、「なぜを5回繰り返すこと」を推奨していたのが由来です。今回は中小企業診断士の松田さんと一緒に考えるワークショップです。
松田さんは、過去に対談記事にも登場してくださった中小企業診断士さんで、弊社の黒本常務の友人でもあります。今回の研修でも、松田さんが講師として研修を牽引してくれました!
三洋金属では、社内にISO委員会を設置しており、もし何かしらのトラブルが起こったときは、ISO委員会と外部顧問の先生で対応や解決策を考えることになっています。
(ISO委員会についてはこちらの記事で詳しく紹介しています!)
今のところ大きなトラブルは発生していないものの、もしもの事態に日頃から備えておくことが非常に重要であり、問題発生時に速やかに原因究明と対処ができるよう訓練が必要です。
そこで、中小企業診断士の松田さんとともに「なぜなぜ分析」を実施することになったのです!
座学と実践で「なぜなぜ」を考える
今回のワークショップには、主に管理職の人たちをメインに、黒本常務を含む計5人が参加しました。時間は全体で3時間強ほど。通常業務のかたわら、午後の時間を丸々使っての研修です。
内容は前半と後半に分かれており、前半がインシデントの分析手法を学ぶ座学、後半が座学で得た知識を応用してのワークショップとなっています。
後半のワークショップでは、工場業務で実際に起こりえるインシデント事例を題材に、「なぜインシデントが起こったのか」「防ぐにはどうすればいいのか」を議論します。
インシデント発生原因を考え、登場人物と発生のフローをこまかく洗い出していきました!
ワークショップを通じて、普段から頭の中にはあるものの言語化に至っていなかった「こういう問題にはこう対処すればよさそうだな」という考えが、しっかりと形になりました。
インシデントへの考え方がアップデートされたので、もしものときの対策や防止策も、今まで以上に具体的に実施していけそうです!
ワークショップの内容は周知ミーティングで全体共有
ワークショップで得た知識や分析内容は、後日ミーティングの時間を設けて社内全体に周知しました。
ワークショップを受けたメンバー以外も、研修内容やインシデントへの考え方を共有して意識を揃えたことで、今後は未然の防止策や対策について全員で主体的に議論ができるようになると期待しています。
今後も三洋金属では、インシデントやトラブル対策について考える場を継続して設けていきたいと考えています。備えあれば憂いなし!
安心や安全に「絶対」は存在しないけれど、何が起きてもスムーズに対応できるよう、今後も三洋金属ではさまざまな社内研修や活動を実施していきます。
今後もぜひ三洋金属の活動にご注目ください!