次世代へのバトンタッチー月例会の引継ぎについて

こんにちは、三洋金属広報部です!
三洋金属では月に一度、社内全体で情報共有を行うための月例会を行っています。

月例会について詳しくはこちら!

月に一度の情報共有、三洋金属の月例会とは?

今回は月例会の引継ぎについて、田中さんと桑原さんからお話を伺いました。

これまで月例会のファシリテーターは部長の田中健一さんが担当していましたが、2022年4月より若手の桑原勇樹さんに引き継がれています。

なぜわざわざ慣れた人から別の人に担当を移したのか?そこには、とても三洋金属らしい理由が隠されているのです…!

ただの意見として終わらせない、具体的な改善策を考える月例会

–改めて、月例会はどういった会なのかを教えていただけますか?

田中:仕事をするなかでやりにくいところや困っていることなどを話し、みんなで意見や改善提案を出しあっていく場です。2020年から月一回、月末に欠かさず開催されていて、部門や部署など関係なく常務以下全員が参加しています。

桑原:大まかな流れは、冒頭にまず常務から全社的な情報共有があります。そのあとは現場から意見と改善提案をあげ、全員で解決法について考える時間をとっています。

–月例会をすることで、どんな効果があると感じていますか?

桑原:業務の作業についてもっとこうしたい、もっとこうすれば安全になるのでは、効率が上がるのでは、といった提案を気軽に出せるようになりました。

田中さんは意見を取りまとめるだけでなく、実際に業務上でも部長として仕事をしっかりと見てくれている立場なので、具体的な改良も施してくれるんです。ただの意見として話して終わるのではなく、きちんと聞き入れたうえで具体的な改善方法を検討してくれるのでありがたいです。

田中さんに任せるだけでなく、田中さんから意見や指示をもらいながら自分たちでも改善策を回しているため、自分たちの成長にもつながっています。

田中:あとは、社内の情報共有もスムーズにできています。月例会が始まるまでは、全員で集まって情報を通達する場がなかったんです。なので、一斉周知ができる場ができてとても助かっています。「事務所の備品をどこに置くか」といったちょっとした決め事も、その場でサッと伝えることができます。周知内容についてもし意見や質問があった場合も、すぐに確認できるので効率的です。

三洋金属の「これから」を担う世代の活躍のために

–これまで田中さんが主体となって行われていた月例会を、桑原さんに引き継がれたとのことですが、なぜ交代されたのでしょうか?

田中:主に二つの理由からです。一つ目の理由がマンネリ化防止。

私は2年強ファシリテーターを務めてきました。しかし、同じ人が主体になって牽引し続けていると、どうしても少しずつマンネリ化してきて自然と意見が少なくなっていくんです。また、部長の立場でもある私が主体になって話を進めることで、どうしてもどこか押しつけがましさというか、強制力のようなものが働いてしまうのではと懸念していました。

もう一つの理由は、月例会を通じて、若い世代がもっと活躍できるようにすることです。

今回新たにファシリテーターを引き継いだ桑原は、まだ役職や肩書きのない、社のなかでは若手の存在です。かつ、月例会の参加者は桑原と同世代の、まだ役職のない人たちが半数を占めています。彼らこそが、三洋金属のこれからを担う人材です。そんな彼らがより積極的に、主体的に意見を出し合える時間を作りたい。月例会をよりフラットに話せる場にしたい。そう考え、桑原に引き継ぎました。

和気藹々としつつも、若者たちが切磋琢磨できる場にしたい

–実際に月例会を引き継いでみて、いかがですか?

桑原:単純に、ファシリテーターとして会を回すのがとても大変です。まずは自分が発信してこそ参加者からも声があがるし、何か一つ意見が出ればそこからどんどん話が膨らんでいろんな話ができるじゃないですか。

そうはわかっているものの、最初は何をすればいいのかわからず、何を何からどう話せばいいんだろう…とおろおろしていました。

まずは話しやすい雰囲気を作らなければと思うのですが、主導権を持って場を回すことに私自身が慣れていないので、どうすればもっとみんなが話やすい空気になるか毎回四苦八苦しています。

仕事の話はもちろんのこと、プライベートな話をして交流するのも月例会の目的の一つですし、それができるのも三洋金属の月例会のいいところです。

なのでまずはみんなが肩の力を抜いて臨めるよう、明るい雰囲気を作ったり、あえてみんなに話題を振って話をしてもらったりとできるだけ普段の現場で話すような空気を作れるように工夫しています。

–さまざまな試行錯誤をしながら、奮闘してらっしゃるんですね!今後は月例会をどんな会にしていきたいと考えていますか?

桑原:なんでも気兼ねなく話せる雰囲気をこれからも持続していきたいです。ラフに意見を交換しつつも、月例会で決まったことをみんなでしっかり守ってやっていけたら、よりいい会になるのではと思っています。

田中:月例会の場をうまく活用して、和気藹々としつつも仕事の話も今以上にたくさんしてもらえたらなと思います。先ほどお話したとおり、リーダーの桑原を筆頭に40代前後の世代が、三洋金属と日本の未来を担っています。月例会が若者たちにとって、互いに切磋琢磨しあえるきっかけ作りの場であり続けてほしいと願います。

−−お二人とも、ありがとうございました!