こんにちは、三洋金属広報部です!
前回のブログでお知らせしたとおり、三洋金属のIT番長こと黒本常務が、7月から育児休暇を取得します。
今回は育休直前の黒本さんに、休暇にあたっての準備や心境などを、業務・プライベート両面から伺いました!
「新生児の期間は特別。家族一丸で育児に専念したい」
–第二子のご誕生おめでとうございます!ご出産に合わせて育児休暇を取得されるとのことですが、いつ頃からをご予定されていますか?
状況によって前後する可能性はあるのですが、現状では7月中旬から9月末頃を予定しています。その間は、仕事はもちろん自分の予定も排除して、とにかく育児と妻のサポートに専念する予定です。
私は趣味でバンドをやっているのですが、バンドメンバーにもその期間は練習に出られないと伝え、バンド活動も育休をもらいました(笑)
–ご出産が近いとのことで、ご家庭も少しずつ慌ただしくなってきているのではないでしょうか。
上の子が今年で3歳の男の子ですが、家に子どもがいるとなかなか妻がのんびりできないんですよね。なので、妻の負担を極力減らせるよう、休日は子どもを連れてひたすら外出に努めています(笑)
–3歳というと、やんちゃ盛りなうえに、まだまだママに甘えたい盛りの年頃でもありますもんね。
そうなんですよ。なので育休に入って毎日子どもと過ごせるのが楽しみな反面、妻の体調も支えるのに加えて乳児と幼児の両方の面倒も見る必要があるという、第一子のときとはまた違った大変さがあるのだろうなと、少し不安な気持ちもあります。
–出産・育児はいつでも期待と不安の両方がありますよね…。でも、上のお子さんも妹/弟ができるのをきっと楽しみにしていますよね。
そうだと思います。子どもは何歳でも可愛いですが、新生児はやっぱり特別な期間じゃないですか。なので私自身もとても楽しみです。
上の子との時間も楽しみながら、家族一丸で育児に専念できればと思っています。
事前の業務引き継ぎは万全、仕事面では不安なし!
–育休に入ることで業務から長期的に離れることになりますが、仕事面に対しての不安はありますか?
仕事面での不安はあまりないです。というのも、私の仕事はデスクワークがメインで、工場作業をしている一般従業員の方々とは少し違う業務をしています。なので、私が抜けることによって工場作業への直接的な影響が出るわけではないんです。
もちろん間接的な影響はあると思うのですが、その点は代わりの方に引き継いだり、私がいなくても回る仕組みを作ってあるので、不安は特にないですね。
ただ、社内のパソコンやIT系に関する質問はいつも私が対応しているので、育休中は答えられる人がいなくなっちゃうんですよ。
なので、育休中はChatGPTに聞いてもらうようにお願いしています。
–分身としてAIを置くという対策をしたんですね。
ChatGPTに課金もしてあります。
トレーニングとして、4月くらいからすでに「わからないことはまずchatGPTに聞く」を実践してもらっています。それでもわからないことだけ私に聞いてもらうようにしているので、おそらく問題なく回ると思います。
ただ、お金周りを主とした私しかできない専門業務はどうしてもあるので、それだけは月1回ほど出社して自分でやる予定です。
–育休中も業務が滞らないよう、さまざまな工夫を凝らされているんですね!
「従業員が気軽に休暇制度を利用できるように、背中を見せていきたい」
–三洋金属の育休制度は、今年の4月に改正されたばかりです。その改正にも黒本さんがメインで携わったと伺っていますが、制度改正にあたって苦労されたことなどはありますか?
産前産後休暇や育児休暇自体は、改定前から存在して就業規則にも盛り込まれてはいたんです。それでも、現代の事情に照らし合わせるとよりアップデートが必要かなと感じていました。
また、三洋金属は男性社員が多い会社です。そのため、単に育児休暇が存在するだけではなく、育児休暇を積極的に取得しやすいような設計が必要だとも感じていたのです。
–単に「育休制度が存在する」だけでなく、「男性社員が積極的に育休を取得しやすい」状態を実現したいということですね。
おっしゃるとおりです。少しでも育休を取得しやすいように制度を再定義したかったのですが、その定義や設計では少し苦労したかもしれません。
法律の話も関わってくるので、その点については社労士の方に非常に大きな助力をいただきました。
三洋金属には、新しい就業規則を確認してもらった松重をはじめに、私以外にも今後出産・育児の可能性がある人たちがいます。なので、今回の休暇制度の改定は、単に就業規則を見直すついでの作業ではなく、休暇を使う可能性がある人たちのために制度を整える目的もありました。
–そして、改定・整備が完了した休暇制度を、まずは黒本さんが実際に利用することで、見本を見せたということですね!
そうなりますね。まずは私が育休を取得して背中を見せていくことで、あとに続く人たちが産休・育休を気軽に取得できればと思います。
そして、休暇を取得する従業員たちが家族との時間を大事にできるよう、三洋金属も会社一丸となってサポートしていきたいです。